受験資格

公務員試験には、一定の条件がつけられており、これをクリアしていなければ、いかなる場合であっても受験することができません。事前に自分に受験資格があるかを確認しておきましょう。まず、年齢による制限があり、これは受験区分によって異なります。当然1日でもオーバーしていれば受験することはできません。次に国籍の制限があり、日本国籍を有していない場合は受験できません。しかし、近年この制限を撤廃すべきとの議論も増え、一部では制限が緩和されています。一部の試験では学歴を受験資格としている場合もあります。

欠格事由

国家公務員法、地方公務員法では、一定の条件に該当する者は公務員になることができないとして、受験資格が制限されています。たとえば、過去に刑事処分を受けたことがあるなどです。このほかに、警察官や消防官といった職種では、肉体的な活動を業務として行うため、体格などの条件を設けている場合があります。